2005年03月27日

英語より日本語

最近,「なんじゃこりゃ」という仕様書をよく目にします。
日本語があまりもおかしいので内容を読まずに担当者に返してしまいます。
あまり読まれない仕様書だからまだ許せますが,障害報告書などの外部の目に触れる資料でこんな日本語を書かれると会社の恥です。
仕様書にも独特の書き方がありますが,たいていの場合は仕様書的な書き方ではなく日本語そのものに問題があります。
学校では文章の書き方を小学校以外ではあまり教えてくれません。自分で文章の書き方を勉強しようという奇特な人は少ないので,大半の人は文章の書き方を身に着けずに社会に出てしまいます。
あまり文章を書かない技術者といえど,ビジネス文書を書けないのは技術者として恥です。
文章の書き方については本がたくさん出版されていますので,どれか一冊くらいは読みましょう。

具体的な指摘を書き出すと本が一冊かけるぐらいありますが,気になる点を挙げておきます。
  • 接続詞,助動詞,補助動詞に漢字は使わない (「なお」を「尚」と書いたりしない)

  • 余分な修飾語は省く(「〜ということ」という表現は使わない)

  • 主語,述語の関係を明確にする(ユーザによる操作なのか,システムの動作なのか)

  • 修飾語はどの単語にかかるかを明確にする(「すべてのユーザの操作」というのは「すべてのユーザ」がする「操作」なのか,「すべて」の「ユーザの操作」なのか)

  • 書いた後に誤字,脱字のミスがないか確認する

国際化の時代に英語を勉強するのもいいですが,目の前の日本語も勉強しましょう。
え,このサイトの日本語がおかしいですか?
推敲が不十分で日本語のおかしい箇所が多々あります。
どちらかというと悪い見本なので参考にしないでください。


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2005年03月22日

実録! 性能検証

これはプログラマとして作業していた時の話です。

システム開発時にもう少しで納品というところで性能が問題となったことがありました。
数千件のデータを流したところ従来は数100ミリ秒で済んでいた処理が2分かかるようになっていました。
2分も処理を待てないということで原因を調査したところ,データの比較処理を毎回やりなおしている箇所がありました。
問題となっている処理を修正することで2分かかっていた処理が30秒に減りました。
30秒に減ったとしても,当初は数100ミリ秒で処理していたことを考えると大幅な性能劣化です。
まずは,500件単位で実行時間を測定してデータ件数と処理時間の関係を調べてみました。
結果はデータ件数のn乗の割合で増えていました。
データ件数に対しn乗となるような処理があると考えて処理を探したのですが遅延していそうな処理がありません。
実際に30秒も処理が遅延している以上どこかで余分な処理をしているはずです。
そこで,実際にプログラムを実行中に処理を中断させてみることにしました。
処理を中断させた時点で実行していた処理を調べることで遅延の原因を探ろうとしたのです。
何回かプログラムを中断させたところ,組み込み関数を使用している箇所で中断していました。
この関数が性能に悪影響を与えていると考えて組み込み関数を使用しないように変更したところ,30秒かかっていた処理が数100ミリ秒に戻りました。
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2005年03月14日

同じ釜の飯を食う

修羅場の最中にこんにちは。
家で読んでいるあなたはおそらく人生の勝ち組です。会社から読んでいるあなたは…微妙なところです。
負け犬にならないように頑張りましょう。

修羅場の最中に管理者であるあなたの仕事だけが終わったとします。
他のメンバーはコーディングやテストに忙しく,今日も家に帰れそうにありません。
自分もクタクタに疲れています。今日ぐらいは家に帰って暖かい布団のなかで眠ってもバチはあたらないはずです。
このような状況でも管理者は帰ることが許されません。
他のメンバーは管理者の行動をしっかり見ています。理屈では納得できても感情では納得できません。
厳しい状況下ではみんな家に帰って休みたいのです。管理者だけが先に帰ってしまうと
「俺が必死で働いているのに帰るとはどういう了見だ」と考えていても不思議ではありません。
親を見て子が育つとはいいますが,管理者とプログラマーの間にも同じ関係があります。
管理者が働かずに仕事を押し付けてばかりいると,プログラマーも働かずに仕事を押し付けるようになります。
いざというときにプログラマーに頑張ってもらうためには,日頃から信頼関係を積み重ねるしかありません。

そのためには,プログラマーが徹夜をしているときは一緒に徹夜をしてつらさを共有する必要があります。
仕事に口を挟んで効率を下げることさえしなければ,ただそこにいるだけでも管理者は役に立っています。
修羅場を乗り切れば苦しい体験をした同士として見てもらえます。
逆に言い訳をして修羅場から逃亡すれば,逃亡者のレッテルを貼られます。
こうなってしまうとプログラマーからの信頼を得ることは難しいでしょう。

管理者自身が帰りたいのは分かりますが他のメンバーも帰りたいのです。
修羅場に遭遇してしまったら自分だけ逃げるのではなく,同じ地獄を共有して二度とこのような目に会わない対策を考えましょう。
posted by まる at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | プログラマ Chips | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月06日

担当者の脳内時計

そろそろ3月末です。いわゆる期末が近づいてきています。学生であれば期末というとテストを連想しますが,会社員は期末というと業績という単語が脳裏に浮かびます。
業績を達成するためには,納品物を〆切までに仕上げる必要があります。しかし,夏休みの宿題と一緒で〆切間際にならないと追い込みがかかりません。
上司やお客様から追い込みをかけられた場合に担当者は期日を言わされますが,期日は一般的な時計ではなく担当者の脳内時計を基準としています。 担当者の脳内時計について考察してみました。
朝一までに
夜に頑張るつもりのようです。かなりの確率で朝一に出てきます。 とはいいつつも油断は大敵で,筆者はこの言葉を聞きながら次の日の朝一に提出されたことがあります。


午後一までに
この言葉どおり昼食後に提出される可能性は低いです。定時ぐらいに提出してもらえればいいと割り切りましょう。


定時までに
一日頑張るんでしょうが,切羽詰まってるときは見積もりが甘くなります。日付が変わるまでに提出してもらえるかが勝負どころです。


今日中に
この場合の今日というのはいつまでを指すのでしょうか?会社における一日は一般的な営業時間である9:00-17:00を指すのが一般的なんですが。
今日中というのは言い換えると次の日に出社してチェックするときには出来上がっているということです。基本的に上の朝一までにと同じと考えたほうが失望しません。 そう思っていないと自分自身の精神状態に悪影響を及ぼします。


金曜日中に
金曜日だけに通用するマジックです。第二次大戦中に月月火水木金金という軍歌がありましたが,それを彷彿とさせてくれます。きっと担当者の頭の中は月月火水木金金ですらなく,月火水木金金金なのでしょう。似たような事例として金曜日の72時までにというのも聞いたことがあります。

自分自身でも似たようなことを言ったことがありますし,担当者に言われたこともあります。あなたはどうでしょうか。
posted by まる at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 管理者 Chips | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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